Finland 16 / Helsinki

ついにフィンランド旅行最終日。
前日の夜は、ご飯に飽きたのと疲れもあって、ストックマンのスーパーで日清の焼きそばを買い、味噌汁と共に食べました。
オーロラの次に楽しみにしていたヘルシンキの街を、朝から楽しみます!この日の狙いは、ヴィンテージショップと映画かもめ食堂のロケ地です。

⛪️Kamppi kirkko⛪️

木の教会カンピ礼拝堂Kamppi kappeliへ。ホテルから徒歩10分ほどで到着しました。
レトロな街並みの中に、木の丸い箱が置いてあるようで、外はもみの木、中はセイヨウヤマハンノキが使われているそうです
ここは静寂の教会と呼ばれ、礼拝は行われず、市民が自由に出入りして祈りを捧げる(心を整える)場所の為、私語厳禁です。
無音の中で、まぁるい木に囲まれていると、生まれる前の赤ちゃんに戻ったかのような感覚で心が落ち着きました。
フィンランドでもなく、日本でもなく、異空間にいるような、胎内めぐりに似ているかもしれません。
自分の部屋以外にも、街の中で無になれる空間で心を落ち着かせられる場所があるって素敵!
木の教会と別に、岩の教会テンペリアウキオ教会Temppeliaukion kirkkoもあり、外からの光が射し、大きなパイプオルガンがあるようです。
木の教会の最寄り駅Simonkatuから、トラムに乗ってヘルシンキ第二の目的ヴィンテージショップAstialiisaへ向かいます。

☕️Raw n’ More / Astialiisa☕️

ガイドを見てもAstialiisaが扱うアンティーク品の数はフィンランドイチで、お店の外から見る店内は圧巻でした。
開店時間になっても開かず、隣の花屋さんに聞くも分からない様子。定休日でもないので、2軒ほどお隣のローフードのお店Raw n’ Moreで待ってみることにしました。
ここのお店の方が親切で、珈琲のお供をショーケースとにらめっこして悩んでいると1つ1つ丁寧に説明してくれました。
コーヒーとショコラをつまみながら時間を待っていると、駄目元でお店の方が開いているか調べてくれましが、この日はオープンせずでした。
今回は泣く泣く諦めましたが、こちらのカフェに入るきっかけにもなったのでよかったかな…?
でも、今も変わらず訪れたいお店です。

🏰Helsingin tuomiokirkko🏰

トラムに乗って移動し、ヘルシンキ大聖堂へ。
トラムから降りると、通り沿いに連なる建物の奥に、建物がない広場(元老院広場)が見えます。そのまま歩きながら視線を移すと、どーーーーん!と急に大聖堂が現れます。今でもその光景は忘れられられません。
建築家カール・エンゲルによるもので、元老院広場を囲む周辺の図書館などの施設も彼の設計です。1つの建物だけではなく、周りの建物までデザインすることで一体の統一感があって、惚れ惚れする360度パノラマでした。が、あまりの強風、雪もちらついて寒さがひどくて、ゆっくり堪能できなかったのが心残りです。
外観が真っ白なのに対して、中はシャンデリアがレトロなあたたかい空間です。
日本ではお目にかかれない建造物に、うっとりするばかりです。街に溶け込むロヴァニエミ教会とまた違って、ヘルシンキ大聖堂は人々を見守るかのような存在感がありました。

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