八重山諸島 7 / 西表大自然!

台風が迫る中、この日お世話になるツアー会社に連絡すると、幸いにも私たち1組だけの予約だったので、ギリギリ運行するであろう15時半初のフェリーに間に合うように時間を早めてくれることに。

それに合わせて、瑠夏のモーニングも少し早めにして頂きました。本当に感謝です。
もう少しこの部屋で過ごしたかったという気持ちもありましたが、泣く泣くチェックアウトです。
また絶対に行きたい!!行く!!

一度大原港まで戻りレンタカーを返すと、バリバリ関西弁のお兄さんと、イケメーンなお兄さんが迎えに来てくれました。

"え…?ここ西表島やんな??大阪ちゃうやんな…?"
この時点で、この西表島カヌークラブ空風さんにお願いしてよかったと確信。

もともとシャワークライミングやトレッキングをやってみたくて、さらにマングローブ林をカヌーに乗って楽しめるというピナイサーラの滝1日コースにしました。(大人¥10,000)

最初にカヌーの漕ぎ方のレクチャーを受けて、いざ初カヌー!!
マングローブ林の中をスイスイ〜と進んで行きます。私が前、Y氏が後ろ。向かい風が強いところ以外は、すべてお任せして風景を楽しみました。
奥に小さく見えるのが、目的地のピナイサーラの滝。カヌーは、水面に近い目線から川やマングローブを眺めることができて、新鮮な光景ばかりでした。

ポイントに着岸すると、ここからピナイサーラの滝を目指してトレッキング。西表島の自然を紹介してもらいながら歩いて行きます。
板根で有名な「サキシマスオウ」。
根っこが立派な板状で、軽く叩くとコンコンと音がしました。高さもあるので、ここで隠れんぼしたら楽しそう…なんて思ったり。笑
このサキシマスオウの種が面白くて、ウルトラマンの形をしていました。
ジャングルが深くなるほど、爬虫類の虫に会うことも。
見るにはいいけど、さすがに触れず…ガイドさんとY氏の男子3人は、小学生のように目をキラキラさせてはしゃいでました。

途中、もののけ姫!というくらい緑が深いポイントがあって、そこで写真も撮りました。
本州にもあると思うけど、西表島で見る自然はすべて神のもののような感じがして、動全てに気を使います。

ピナイサーラの滝の頂上に到着。
お昼ご飯を準備してもらっている間に、頂上から滝壺をのぞいたり(高所恐怖症のY氏はダメでした笑)、写真を撮ったり、川の生き物を探したり。
ご飯は、八重山そば。外で食べる八重山そばは格別です。

その後、ゆっくり下山して、ピナイサーラの滝の滝壺へ。

季節が良ければ、泳ぐこともできるみたいですが、この日は気温が低くて寒かったので断念。台風の影響で、強風のため滝の水もミストのように横に流れていきます。笑
自然の中で飲むコーヒーも美味しかったな。ステキな写真もいっぱい撮ってもらいました。

自然を楽しめたことはもちろん、ガイドさんとの漫画からお笑い、カップル・夫婦事情を話しながら笑、本当に笑いの絶えない道中で、それも忘れられない思い出です。

その日最終となったフェリーの時間に間に合うように調整もして頂き、無事、欠航前に石垣島へ戻ることができました。

本州より台湾が近い西表島。
足を踏み入れた瞬間、石垣島や竹富島とは違う圧倒的に自然が支配している島。
その中で自然と共存している島人たちのお陰で、台風に巻き込まれる前に安全に帰ることができました。本当に感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。


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